『徳川家康三十二人の姫君の結婚』
タイトル:徳川家康三十二人の姫君の結婚 〜もう一つの大名統制
著者:柴 桂子
体裁:四六判上製・320ページ
定価:3300円[本体3000円+税]
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なぜ家康は多くの「御養女」を持ち、大名家へ嫁がせたのであろうか
「外様大名の改易等が大名統制になるかどうかちょっと迷っていた面もありますが、この本を書く動機が、なぜ家康はこんなに養女を持ったのか疑問に思ったことです。その答えは書いているうちに、家康は徳川幕府の基礎作りに織豊大名の排除・抑えをまずやることであり、そのため武器の代わりに姫たちを政略結婚させそれを行ったことに気付きましたので、私にとってはそのことは一つの大きな発見でした。
描いているのは姫たちでも、その後ろで動いているのは家康政権であり、姫たちがその大きな黒い手に踊らされることなく、自分の意志判断で時には黒い手を逆手にとって外様大名である婚家の安泰に尽力したことを描きたかったのです」(「脱稿時のコメント」カバー前袖より)
【著者プロフィール】柴桂子(しば・けいこ)
昭和12年、福岡県生まれ。歴史研究者。女たちの古文書を読み解き、それらを出版する「桂文庫」主宰。高校卒業後、9年間のブランクを経て早稲田大学に入学、在学中に結婚。卒業論文『江戸時代の女たち──封建社会に生きた女性の精神』が評論新社から単行本となる『江戸期おんな表現者事典』(現代書館)、『石原記・言の葉草──大名夫人の日記』(桂文庫)ほかを監修。
著書に『近世おんな旅日記』(吉川弘文館)、『会津藩の女たち』(恒文社)、『近世の女旅日記事典』(東京堂出版)など多数。
『神の構造』
タイトル:神の構造 〜死からの実践
シリーズ名:現代仏教縁起経典Ⅰ
著者:法 元湧
体裁:A5判上製・520ページ
定価:5170円[本体4700円+税]
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今こそ、神の真髄を解き明かす
この世の成り立ち、すなわち神の構造を、古今東西の仏教書・経典を研究、体系化して、独自の図や表を使って解き明かしていきました。
新興宗教、宗派宗教とは一線を画す、一人ひとりのための書。
目次
本書のテーマ
第1章 神とは何か
第2章 空とは何か
第3章 仏とは何か
第4章 法とは何か
第5章 色とは何か
第6章 識界と空間構造
第7章 識界の構成
第8章 輪廻とは何か
第9章 心の構造
第10章 核体とは
第11章 識因子とは
第12章 識体とは
第13章 識体誕生のメカニズム
第14章 死の次に起こる出来事
第15章 解脱とは何か
第16章 縁起とは何か
第17章『般若心経』とは何か
第18章 仏教の根本的解釈
第19章日常を生きる
註釈
あとがき
参考文献